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ロサ・ガリカ(法國薔薇;E.French rose)の変種。
バラ属 Rosa(薔薇 qiángwēi 屬)の植物については、バラ属を見よ。
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ガリカは、ラテン語で「フランスの」。オフィキナリスは、「薬用の」。
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ロサ・ガリカ R.gallica は、雑種起源か。花の色は赤またはピンク。『朝日百科 世界の植物』5/1380 |
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var. officinalis は、13c.以来フランスのプロバンス地方で広く香料用に栽培してきた。爾来プロバンス地方は、香料用バラの大生産拠点の一。
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ロサ・ガリカ(E.French rose)は、西方で最も古くから、香料用・薬用に栽培されてきたバラ。
B.C.12c.頃にペルシアのマギ僧族の宗教儀式用に栽培されていた。B.C.4-B.C.3c.には、ギリシアやミレトスで栽培し、ローマに輸出していた。
ヨーロッパには、7c.にイスラムとともに入る。広くヨーロッパ中部・南部・東部で栽培。
18c.からは、オランダなどで多くの園芸品種が作られた。
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イギリスのバラ戦争(1455-1485)のとき、ヨーク家の白バラの紋章に対して、ランカスター家の紋章にされた。
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